2012年2月5日日曜日

異端者

ハイゼンベルクの不確定性原理に異を唱えるなんて心意気だけでも凄い。すでに権威ある研究者にはできないことだ。このことを奇をてらったセンセイションみたいに言うが逆だ。
完璧に確立されたつもりの原理でも統計学的に扱えばもっと精密に量子力学エンタングルメントが使える可能性を示したとも言える小澤正直教授の補正項がついに日の目を見た。
2012.2
ウィキペディア
干渉計による重力波検出実験(重力波 (相対論)#重力波の検出実験)において、従来不確定性原理から来ると信じられていた限界を破って観測結果が得られるかどうかという問題に対し、「限界を破れる」ことを証明し、肯定的に解決した。これによって、干渉計による重力波検出実験は、原理面での正当性が与えられた。
これを理論付けたのは、不確定性原理においてハイゼンベルクの示した関係式に補正項を付け加えた形をした式で「小澤の不等式」と呼ばれている。小澤の不等式は、従来混同されがちであった、量子自身の性質である不確定性原理による量子的揺らぎと、測定精度の限界や測定の影響を明確に区別するものである。2012年1月にこの式の正しさを証明する実験結果が報告された(不確定性原理#小澤の不等式)。」



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