2010年7月2日金曜日

ペプチド・ワクチン

昨日から読売新聞に変えたらさっそくPeptideVaccine癌治療法の記事が目に付いた。それで思い出した。

かつて東京都飼料商工協同組合という長たらしい名前の、とても親密な配合飼料製造業者の組合があり、この中の商売上手な組合員が臓器癌になって緩和ケアの後に亡くなった。英語も堪能でエンジニアセンスのある知識人だったのに、どうして癌に立ち向かわなかったのか不思議に思っていた。末期癌になったら野菜ジュースで直るなんて誰も考えない、生体防御はすでに破られ安心立命はもはやない。一匹でも癌細胞を潰して抵抗するのがやられた生き物としては当たり前の行為だった。
きっと読売新聞を購読していなかったのだろう。現代の蛋白工学は面白い。

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